家庭教師を個人契約する際の費用相場どのくらい?

公開日:2023/09/15  最終更新日:2023/07/04

子供の勉強のサポート方法には色々な方法があります。家庭教師もそのうちのひとつです。「うちの子は塾よりも家庭教師の方があっている」という場合、家庭教師センターを介さずに個人で契約することもできます。ここでは、家庭教師を個人契約した場合の相場や教師の選び方など、個人契約の家庭教師が気になるという方に役立つ情報を紹介します。

家庭教師の個人契約とは?

家庭教師の個人契約は、個人と家庭教師の間で直接交わされる指導契約です。

家庭教師契約の内容には、家庭教師が担当する科目や、指導の目的、進め方などについて具体的に決める個別の指導内容、指導時間や期間、指導日数などの詳細なスケジュールの指導時間・期間、報酬額や支払い方法(現金払い、銀行振り込みなど)、予約した指導をキャンセルする場合の料金や返金規定、生徒や家庭教師の個人情報の取り扱いについての規定、契約の解除についての条件といった事項が含まれます。

これらの基本的な項目のほか、個人契約の場合はさまざまな条件が含まれる場合もあります。契約内容については事前にしっかりと確認し、お互いに納得したうえで契約を結ぶことが重要です

個人契約する場合の費用相場

家庭教師の個人契約における相場は、家庭教師センターを介した利用と比べてセンターのマージンがない分、少し割安になります。

「費用が安い」というのが、個人契約の家庭教師を利用する理由として一番多く挙げられるのではないでしょうか。

費用は住んでいる地域、指導を依頼したい教科、志望校のレベル、講師の経験や資格などによって異なりますが、一般的に小学生なら時給1,500円〜2,000円、中学校受験の対策も依頼する場合は、時給2,000円〜3,000円くらいです

中学生になると受験対策の有無に関係なく1時間あたり2,000〜3,000円程度が相場になります。高校受験の対策をする場合は、1時間あたり千円程度が上乗せされ、2,000〜3,000円程度が相場になります。高校生の場合は、1時間あたりさらに500円程度高くなります。

高校3年生で難関大学の入試対策を依頼する場合は、1時間あたり5,000円程度になる場合もあります。予算をあらかじめ決めておくと、家庭教師を選ぶ際もスムーズに進めることができます。

個人契約の家庭教師の選び方

個人契約の場合、家庭教師センターで派遣を依頼するよりも少し割安な料金で家庭教師を雇うことができますが、個人なので能力もピンキリです。そのため良い家庭教師をきちんと見極める必要があります。家庭教師選びにはいくつかポイントがあります。

学生か専業か

家庭教師は大学生や大学院生のアルバイトとしても人気ですが、おすすめなのは学生ではなく専業の家庭教師です

専業の家庭教師は学生の家庭教師よりも指導経験が豊富で、家庭教師一本で生計を立てているので指導に対する真剣度も高いです。学生は、大学の試験などの都合で希望どおりに来てもらえなかったり、授業やサークルが忙しくなるとあっさりやめてしまったりすることもあります。

子供の志望校に合った学力があるか

当然ですが、高いレベルの学校や学部を志望する場合、それに見合う知識と経験を持った指導力のある家庭教師である必要があります。家庭教師の出身校など経歴の確認で、教師の質やレベルを把握することができます。

教師の学歴や経験、指導実績などを確認してください。なかには学歴を詐称するケースもあるので、契約を交わす前に卒業証明書などの提示も求め、どのような指導をするのか確認してください

教師が文系か理系かも注意ポイントです。たとえば私立大学の文系学部出身の講師は、受験時に理系の科目は勉強していないことが多く、数学や化学といった理系科目の知識は不足していることがあります。

逆に私立理系出身の場合は、古文や日本史など文系科目の知識はないこともあります。指導してほしい科目の知識を十分に持っているか、ある程度は出身校と学部から判断できるので事前に必ずチェックしましょう。私立大学よりは国公立大学のほうがセンター試験を受けているため、満遍なく指導できる可能性が高いです。

子どもとの相性

個人契約の家庭教師は、子どもとの相性が特に重要なポイントになります。家庭教師は、単に勉強を教えるだけではなく、人間的な側面でも子どもの成長に大きな影響を与えます。コミュニケーション能力の高い教師を選ぶことで、子どもとのコミュニケーションがスムーズに行われ、指導効果が高まります

家庭教師センターを介して雇用した家庭教師の場合は、講師と子供の相性が良くなかった場合、ほかの講師と交代することもできますが、個人契約の場合はそれもできません。

契約内容によりますが、子供と相性が悪いと思っても解約することが難しいケースもあります。また、すぐに解約できても次の講師をイチから探すことになり、その間こどもは指導が受けることができなくなります。

体験授業や事前面談などで契約前にこどもとの相性確認はしっかりしましょう。

まとめ

個人契約の家庭教師を雇う場合、事前に体験授業や面談を実施しましょう。服装、身だしなみ、人柄、子どもへの接し方、契約内容や教育の考え方など、気になる点がないかどうかしっかりと確認してください。とくに受験などの対策を依頼する場合、家庭教師選びの失敗は致命傷にもなりかねません。こちらで紹介した内容も参考に、こどもに合った家庭教師を見つけてください。

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